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手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師の残業は当たり前?

医療施設で勤務をする看護師の残業はどの程度なのでしょうか。一重に看護師と言っても外来看護師、病棟看護師、手術室看護師、訪問看護師の業務内容は様々です。

そして、所属する部門によって残業の内容も様々です。

手術室にはベッドの数や医療スタッフの人数には限りがあります。毎日、全ての診療科が思いついたときに手術をするわけにはいきません。そのため、手術室では予定手術枠を設けています。

予定手術枠とは、どの診療科がいつ、手術室のベッドを使用できるか決めた枠組みです。

各々の診療科には大体、半日単位で手術室を利用できる枠が設けられています。手術の件数が多い診療科が手術枠も多目に設定されています。

各々の診療科は与えられた手術枠で終わる件数の手術をします。そのため、一週間行われる手術の件数はだいたい決まっています。よほどのことがない限り、手術室の勤務は時間内に終わるようになっています。

では、どういった状況で残業となるのでしょうか。

手術室看護師はどうして残業になるの?

手術室看護師の残業は、手術にかかる時間が長いもの緊急手術予約枠の限度を超えた手術を行う時などに生じやすくなっています。

所要時間が長い手術

医師が手術の申し込みをする時点で、手術にかかる所要時間を手術室に伝えます。

医療施設にもよりますが、手術時間が長いと初めから予測されるものは入室時間を早め、時間内に業務を終えるよう配慮するところもあります。

この様な医療施設では、手術室看護師の残業は比較的に少ないことが多いです。

しかし、所要時間が長い手術の入室を早めるのは簡単なことではありません。

他部門の診療科と手術枠の変更の交渉をしなければならないこともあります。MEなどコメディカルが手術に同席するとき、そのコメディカルへの連絡調整も必要になります。

この様な調整をできない医療施設では、残業が発生します

所要時間を予測できない手術

手術にかかる所要時間は大よそ予想ができます。腹腔内に癒着が多くあり手術時間が伸びてしまうものもあります。

腹腔内の癒着のように患者の既往歴から手術時間の延長が予測されるときの残業時間は事前に予測することが出来ます。

しかし、脳外科のように時に、所要時間を予測しにくい手術もあります。例えば、脳腫瘍の手術は予測できないことが多くあります。脳腫瘍の好発部位や所要時間はありますが、実際にかかる時間は異なることがしばしあります。

その様な手術時間を予測しにくい手術が多い医療施設は残業になりやすいと同時に、残業にかかる時間を予測することがとても難しいです

緊急手術が多い

医療施設にもよりますが、3次救急に対応している医療施設は救急手術が多い傾向にあります。勿論、2次救急の医療施設でも重症度の高い救急車の受け入れをしているところは救急手術が多くなります。

救急車の来る時間は予測できません。また、どの様な重症度なのか、どんな手術になるか事前に予測がつきません。

この様に重症度の高い救急車の受け入れが多い医療施設での手術室看護師の残業日数や残業時間は事前に予測することはできません

予約枠の限度を超えた手術を予定する

予約枠の限度を超えた手術を予定する医療施設とはどういった状況なのでしょうか。

一つは、予定手術が3ヶ月待ちなど、常に手術枠が一杯な医療施設です。人気があると言ったら語弊がありますが、患者が集中する医療施設になります。

あなた自身が「がん患者」だとしたら、3ヶ月から半年待ちになるのをどう思いますか?

いやですよね。その思いはみな同じです。

この様に常に手術枠がいっぱいな医療施設は、手術日も平日だけでなく土曜日も実施していることが多いです。また、年末年始も元旦のみお休みというところもあります。

年間の手術日を増やしても、なお、手術を待つ患者が減らないとき、あなたならどうしますか?

そのような医療機関は、予定手術枠の件数を超えた手術を行うことになります。そのため、日頃の手術の件数も多くなり、残業になってしまいます。

他には、手術の件数を調整する人材がいない医療施設です。簡単に話すと、医師が手術をしたいだけ予定を組む医療施設です。

手術室看護師の勤務時間などを考慮せずに予定が組まれてしまいます。この様な医療施設は日頃の業務量にも大きく変動があります。また、残業もある時とないときの変動も大きく予測を立てるのがとても難しいです

まとめ

手術室看護師の残業はいかがでしたでしょうか。

残業には、残業の日数と時間があると思います。

手術室看護師の残業は手術時間と手術の件数に関係していきます。長時間の手術が予測されるとき、入室時間の変更など調整が効かない医療施設は、延長時間分が残業になります

緊急手術が多い医療施設は、残業の予測が立ちません

日頃、予定手術枠の限度を超える件数の手術を行う医療施設は、残業日数が増えます

予定手術枠を管理する職員がいないと残業日数や時間は大きく変動します

手術室看護師の手当は勤務時間帯の関係から、基本給は外来看護師と同等に設定されているところが多くあります。そこに、手術室手当もしくは危険手当、オンコール手当などが付加されて賃金が支払われます。

手術室看護師のなかには残業を多くして稼ぎたいと思う方、残業はないほうが良いと思う方と両極端だと思います。

もし、残業で稼ぎたい、残業をしたくないと思って転職を考えるのであれば転職サイトに相談してみてください。

医療施設によって手術室看護師の残業はかなり違います。自分一人で医療施設の外を眺めただけではわかりません。

自分が考える残業のあり方があるのならまず、転職サイトに相談をしてみてください。あなたが納得のいくまで、あなたの条件に見合った医療施設を探してくれます。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

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