当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師のマニュアルは充実していますか?

手術室看護師の方で手術の進行や使われる物品など、全て覚えている方はいますか?いたら凄いです。

全てではないけど、だいたい覚えている方はいますよね。でも、術前の準備を「だいたい」で行うと物品が足りないことがありますよね。

ポピュラーな器械でしたら予備で滅菌をされてますが、整形外科などで使う特殊な工具は滅菌されていないことが多くあります。

まして、人工関節などのインプラントは重要です。骨を削り、いざ、インプラントを装着しようとしたときに「ありません」は取り返しのつかない事態です。

手術室看護師のマニュアルについて考えてみたいと思います。

手術室看護師のマニュアル

マニュアルとは、初心者に対して示し教えるための文書です。そのため、マニュアルは誰もが同じように業務ができるよう手術の流れに沿って詳細が記載されています。内容は、手術前の準備から患者の退室までになります。

手術は直接介助と外回り看護師がペアになって行うことが多いので一術式のマニュアルに二役の業務が記載されています

術前準備

手術は術式によって使用するベッドが異なります。例えば、載石位になる時は、脚を乗せる指示器を固定できるベッドにします。その他にも、術式によってはベッドの頭と足を逆にすることもあります。

その他にも、手術は術式によってベッドの配置が変わることがあります。たとえば、Cアームイメージのように大きな機械を術中に使用するときです。大きな機械を操作できるようあらかじめベッドの配置場所を決めています

術前準備はベッドだけではありません。手術で使用する資材や器械がそろっているかを確認します。前述しましたが、インプラントのように装着しようとしたときに「ありません」は取り返しのつかない事態です。この様なことがないようマニュアルに資材の確認についても記載されています

術中

術中のマニュアルは医師の手技に沿って直接介助と外回り看護師の業務が記載されています

例えば、直接介助の看護師のマニュアルは、血管の結紮は何号の絹糸、血管を切断するときのハサミはメツェンといった内容になります。外回り看護師のマニュアルは、標本が出たら病理に連絡や何号のドレーンを準備といった内容になります。

術後

術後は主にリカバリー室などでの観察項目が記載されています。

手術室の経験が浅い看護師はリカバリー室での急変を早期に発見することが難しいです。そのため、最低限、どこを観察すればよいかをマニュアルに記載してあります

手術室看護師が持つ共有のマニュアルは、個々で少しずつ違います。

マニュアルは誰もが同じように業務が出来るよう手術の流れに沿って作成されたものであると前述しました。

手術室看護師が使うマニュアルは、皆が同じものを使用しています。

どの手術室看護師もマニュアルに沿って業務を行います。時に、業務を遂行する中でイレギュラーな事柄が発生します。このイレギュラーな事柄にどのように対応したのか等について、マニュアルにコメントが追記されていきます。このマニュアルに追記するコメントが個々の手術室看護師によって異なります

医師のこだわり

術式は同じでも医師によって、手技は少しずつ違います。例えば、消化器外科は、臓器を切除する目的は同じです。しかし、医師の器械の好みや個人使用の物(特注された器械)もあります。他にも、アレルギーなどでグローブを指定する医師もいます。

このような医師のこだわりは、マニュアルに書いてあることもありますが、多くは書いてありません。なぜなら、医師は数年で入れ替わるからです。

数年で入れ替わる医師のこだわりにそって、その都度マニュアルを更新する手術室は、手術室看護師間の情報を共有する意識が高い傾向にあります

手術室看護師のマニュアルがいいと教育システムも充実している?

マニュアルは、初心者に対して示し教えるための文書です。初心者に対して業務内容などを説明するとき、古い情報を提供することは適切でしょうか?

もし、あなたが初心者で業務の研修を受けるとき「このマニュアルは、ちょっと古いの。今は、〇〇に変更してるから」と口頭で言われただけで理解できますか?

できる方がいたら素晴らしいです。

理解できない方のほうが圧倒的に多いです。

口伝えでは情報は歪みます。歪んだ情報は医療事故のもとになります。適宜マニュアルを更新している医療施設はリスクマネジメントや教育システムが整っているところが多いです

まとめ

手術室看護師のマニュアルはいかがでしたでしょうか。

マニュアルは初心者に対して示し教えるための文書です。誰もが同じように業務を遂行できるように作成されています。

手術室のマニュアルは、術前の準備から患者が手術室を退室までになります。

術前の準備は「だいたい覚えてる」では不充分です。「だいたい覚えてる」で準備すると、時には取り返しのつかない事態を招きます。そのような事態を生じないようマニュアルがあります。

術中のマニュアル、は医師の手技にそって、直接介助と外回り看護師の業務内容を記載しています。直接介助の内容は、手術の中で使用する器械や糸、針が記載されています。外回り看護師の内容は、標本の取り扱いやドレーンの準備などになります。

術後は、患者の抜管後やリカバリーでの観察項目が記載されています。術後の観察項目をマニュアルにすることで経験の浅い手術室看護師でも早期に患者の変化に気づけるようになります。

手術室看護師のマニュアルは個々にコメントが記載されています。コメントの内容は、医師の器械の好みや術中のイレギュラーなことへの対応などです。

マニュアルの更新が頻繁に行われる手術室は、手術室看護師間の情報を共有する意識が高い傾向にあります

口伝えでは情報が歪みます。歪んだ情報は医療事故の原因にもなります。適宜マニュアルを更新している医療施設は、リスクマネジメントや教育システムが整っているところが多いです

手術室看護師の方で転職を考えていたら転職サイトに相談をしてみて下さい。

手術室のマニュアルが充実しているかは外部からでは分かりません。

転職サイトはあなたが転職を考えている医療施設のマニュアルが充実しているか調べてくれます。是非、一度、相談をしてみて下さい。

手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


転職サイトランキングを見る