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手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師が器械出しの介助を独り立ちするまで

手術室の業務は、看護師が手術室に配属されたときから学ぶことになります。

手術室看護師の指導方法や過程は、医療施設によって異なります。

今回、手術室看護師が器械出しを独り立ちするまでの一過程をご紹介します。

手術室への配属

手術室への配属を希望して手術室看護師になった方はいますか?

自身が希望して手術室看護師になった方は、ある程度、手術室の業務に興味を持ち配属になったと思います。

しかし、手術室看護師の中には、青天の霹靂だった方も多いのではないでしょうか。

青天の霹靂と感じた方の多くは、不安や戸惑いを感じたのではないでしょうか。

手術室の業務はわからないことだらけです。そのため、初めて手術室に配属になった手術室看護師にはプリセプター(教育指導者)がつきます。日々の業務はプリセプターから教えてもらうようになります

何から覚えるのか

手術室に配属になり業務を覚えていく順番は、医療施設によって異なります。しかし、多くの医療施設では、清潔と不潔を最初に学びます。

なぜなら、手術室の業務は、実際に行われている手術現場で指導を受けることが多くあるためです。

手術室に配属された看護師が清潔区域について理解しないまま、近寄ることによる汚染のリスクを回避するためです。

医療施設によって教育カリキュラムは異なりますが、器械出し介助から教えるところが多いです

器械出しは何をするの

器械出し介助は、術中に執刀医師が指示する器械を手渡す業務になります。器械出しの業務は、簡単そうですが簡単ではありません。

器械出し介助を行う手術室看護師は、器械の名称や用途、物品の使用方法、検体の取り扱いなど様々なことを知っていなければなりません

器械の名称や用途を覚える

手術室で使用されている器械の種類は多いです。

例えばハサミ。ハサミは一種類ではありません。使用する部位によって使用するハサミは異なります。例えば、クーパーやメッツェン、眼科剪刃、メイヨーなど様々です。種類だけではありません。長さも違います。手術部位が深いときは長いものを浅いときは短いものを使用します。

器械をただ眺めただけでは、覚えることはできません。

プリセプターは、術式のマニュアルを用いながらどの手技でどの器械を使うかを説明しながら一緒に器械を組んでいきます

術式のマニュアルをもとに直接器械に触れながらプリセプターの指導を受けることで、手術中の器械出しのイメージがしやすくなります。

術中に使用する衛生材料を準備する

術中に使用する衛生材料は、術式によって異なります。

例えば、ドレープです。術式によって患者の体位が異なります。すると、ドレープの形も異なります。また、糸も異なります。骨盤内の処置などでは長い糸が必要になります。

術式を熟知している手術室看護師は、術式に合わせて衛生材料を選択することができます。しかし、必ずしも誰もが同じようにできるとは限りません。そのため、多くの医療施設では、衛生材料の準備にマニュアルを用いることにより過不足なく行うようにしています。

プリセプターにもよりますが、術式によって衛生材料がなぜ異なるのか説明をしてくれる方もいます

器械出し介助を行う

初めて器械出しを行うとき、どの手術室看護師の方も緊張したと思います。術式のマニュアルを熟読していても漠然とした不安があったのではないでしょうか。

初めて器械出しを行うときは、プリセプターも一緒に手洗いを行います。

何をしたらよいか分からない

初めて、器械出しをした時から執刀医師が指示する器械を手渡せた手術室看護師の方はいますか?

それが出来た手術室看護師の方は素晴らしい。手術室看護師の素質があったのですね。

多くの手術室看護師は、執刀医師が指示する器械が器械台のどこにあるのか分からなくなったり、執刀医師が何を指示しているのか分からない状況だと思います。

プリセプターは、手術の流れを見ながら「次に何が必要になる」「次は何をする」といった事をそばで教えてくれサポートをしてくれます

器械出し介助を独り立ちする

手術室看護師が術式を知り、器械の名称や用途を覚え衛生材料を準備できるようになると、一緒に手洗いをしていたプリセプターは手洗いをしなくなります。手取り足取り器械出しの業務を教えてくれていたプリセプターは、外回りの業務をしながら器械だしの手術室看護師に指示をするようになります

独り立ちをする手術室看護師

手術室看護師が器械出しを独り立ちしたと周りが認識する目安は、個々によって異なります。

独り立ちの目安は、手術室看護師が手術の流れを理解したと判断した時が多いです

例えば、手術の手技は大よそ変更することがありません。しかし、時には、手技の順番が前後することがあります。そのような事態にも臨機応変に対応できると手取り足取り指示を出す必要がなくなるからです。

まとめ

手術室に配属になった手術室看護師が器械出し介助を独り立ちするまでをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

手術室の業務は手術室に配属されてから初めて学びます。

器械出しを独り立ちするまでの過程は、医療施設によって異なります。しかし、多くの医療施設では、マニュアルを用いてプリセプターから手取り足取り教えてもらいます。

手術室看護師が器械出しを独り立ちしたと評価する基準は、医療施設によって異なります。しかし、多くは、手術室看護師が執刀医師の手技を理解し、器械を臨機応変に対応できるようになったころを独り立ちの目安にしています。

手術室に興味があり転職を考えている方は一度、転職サイトに相談をしてみてください。また、手術室看護師の方でこれまで経験のない診療科の手術を行っている医療施設への転職を考えているようでしたら、一度、転職サイトに相談をしてみてください。

プリセプターがどのように教えているかは外部からはわかりません。是非、相談してみてください。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

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