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手術室看護師になって1年目の方が思うこと
手術室看護師になって1年目、色々と考えてしまっている方はいませんか?
例えば、ほかの部署に配属となった同期の看護師のことや自分の看護の価値観、生活リズム、給料などといった事です。
手術室看護師になって1年目の方が思う代表的なことをご紹介します。
今回は病棟や外来などで看護師としての経験を持ち、その後、手術室へ配属になった手術室看護師1年目を対象とさせていただきます。
目次 [目次を隠す]
手術室看護師の生活リズム
正規職員で病棟や救急外来などで看護師をしていた方は、休日出勤や夜勤などを行うのでシフト制の勤務をしていた方も多いと思います。
看護師になりたての当初は、シフト制の勤務がこれまでの生活リズムに合わず「出退勤の時間の違い」がしんどいと感じていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その後、徐々にシフト制の勤務に慣れると「出退勤の時間が同じ」に対してしんどいと感じる方もいるのではないでしょうか。
「出退勤の時間が同じ」に対してしんどいというのは、例えば「今週は4日勤だから疲れちゃった」ということです。
あなたは、出退勤の時間の違うシフト制とほぼ出退勤の時間が同じ勤務体制のどちらが良いですか?
手術室看護師の勤務は日勤が主です。
手術は平日の日勤帯の時間に行われます。そのため、手術室看護師の勤務時間は主に平日の日勤帯の時間に集中しています。
勤務時間が平日の日勤帯の時間に集中している外来や検査室などの勤務経験のある看護師は、この「出退勤の時間が同じ」に対して身体的負担を感じにくい方が多いと思います。
しかし、シフト制で「出退勤の時間の違い」に慣れていた看護師の方は、「出退勤の時間が同じ」に対して身体的にきついと感じる方もいるかもしれません。
手術室看護師が1年目の方は、手術室業務にも慣れてきたころです。手術室の勤務時間と自分の生活リズム、私生活の充実度について再確認をされる方もいます。
患者を中心に看護が提供されます
どの部署であっても医療は、患者を中心に行われます。
勿論、看護も患者を中心に展開し提供します。
看護師は処置の介助を行うとき、患者の表情や言動、時にはバイタルを測定しながら看護を提供します。看護師は、患者と対話をしながら看護を提供する機会が多くあります。
また、部署にもよりますが、患者とのかかわる時間が長いため看護師と患者の信頼関係が構築されていることが多くあります。
手術室では患者との対話が少ない
手術は患者にとって大きなイベントです。手術に対して不安を抱いている患者も多くいます。
この術前の患者の不安についてよく理解をしているのは、術前に患者と接している病棟や外来看護師の方です。
術式にもよりますが、手術室では患者との会話がとても少ない環境です。
入室し全身麻酔がかかり意識がなくなると患者と会話ができません。
また、局所麻酔の手術であっても、手術を受ける患者と世間話をする手術室看護師の方は少ないと思います。
手術室看護師が1年目の方は、患者の治療過程のなかで手術室看護師がかかわることは、ほんの一時でしかないことを知ります。
病棟などで術前に患者の不安があることを知っている手術室看護師は、手術室看護師として何ができるかを模索する方もいます。
また、手術室看護師が1年目の方の中には、看護とは何かを考え再構築される方もいます。
手術室看護師の給料
病棟で勤務をしていた看護師の方が手術室看護師になって給料が減ったと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
病棟などの夜勤がある看護師の給料は、基本給に加えて夜勤手当が付きます。夜勤をする看護師の給料は基本給と夜勤手当が主軸となっています。
手術室看護師は、外来や検査室の看護師と同様に日勤での業務が中心になります。そのため、給料の主軸は基本給であることが多いです。
手術室看護師の手当には危険手当やオンコール手当が付きますが、夜勤手当に比べたらとても少なく感じる手術室看護師の方もいます。
そのため、手術室看護師が1年目の方は、夜勤をする同期の看護師と自分の給料の比較をしてため息が出てしまう方もいます。
手術室看護師の給料は流動的です。
夜勤をする看護師の給料が基本給と夜勤手当が主軸であると前述しました。医療施設によって一看護師の夜勤回数は異なりますが、大よその夜勤回数は事前に分かっています。そのため、夜勤をする看護師の月々の給料が大きく変動することはありません。
しかし、手術室看護師の給料はそうではありません。
手術室看護師の給料は緊急手術にかかわる時間の長さによって大きく変動します。
夜間や休日での緊急手術に対して業務を行った手術室看護師には、業務にかかわった時間分を残業代として支払われます。
つまり、緊急手術が多いと給料が高く、緊急手術が少ないと低いと感じてしまうということです。
しかし、緊急手術の頻度は事前に予測がつきません。そのため、基本給が主軸となっている手術室看護師の給料は、緊急手術にかかわる時間によって手取りが大きく変動します。
手術室看護師が1年目の方は、この様な給料の変動に戸惑いを感じる方もいます。
まとめ
外来や病棟などで看護師の経験を持ち、手術室看護師になって1年目の方が思うことをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
夜勤や休日出勤などシフト制で勤務が慣れていた方は、手術室の勤務によって生活リズムが変わることで身体的に負担を感じる方もいます。
病棟や外来での看護経験がある方の中には、手術室看護師としてできることを模索する人もいます。また、看護とは何かを再構築される方もいます。
夜勤をする看護師の月々の給料は、大きく変動することはありません。しかし、手術室看護師の月々の給料は、緊急手術の量によって大きく変動をします。
手術室看護師が1年目の方で、自分の看護の価値観や生活リズム、給料などといった事で転職を考えているようでしたら一度、転職サイトに相談をしてみてください。
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執筆者情報
手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部
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