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手術室看護師の休みはプライベートが充実している?
病棟看護師の勤務はシフト制です。そのため、休みの曜日は決まっていません。
シフト制のメリットは勤務を調整することで連休を取得できやすい事だと思います。デメリットは、他の人と予定を合わせずらいことです。
例えば、家庭がある方だと子どもは土日と祝祭日などが休みになりますので、家族と一緒に過ごすことが難しくなります。
手術室看護師の休みは土日と祝祭日が一般的です。といっても、土日と祝祭日が確実に休みというわけではありません。
オンコールの手術室看護師は、緊急手術が入ると出勤しなければなりません。休日のオンコールの時はプライベートな予定を入れることが難しいです。手術室看護師の休みは、医療施設によってずいぶんと違います。その違いをご紹介します。
目次 [目次を隠す]
手術室看護師の勤務形態
手術室看護師の勤務は、平日の日勤帯が一般的です。夜間や休日の勤務は、オンコールで対応している医療施設と当直や休日出勤で対応しているところがあります。
手術室看護師の当直や休日出勤を導入している医療施設
手術室看護師の当直や休日出勤を導入してる医療施設の勤務形態は、シフト制です。
手術室看護師の人数が多い医療施設は当直や休日出勤が少なく、手術室看護師の人数が少ないところは当直や休日出勤が多くなります。
当直を導入している医療施設は、手術室看護師の休みの日に急な出勤はありません。なので、休みの日にプライベートな予定を立てることが出来ます。
オンコール
オンコールは、夜間や休日に緊急手術がいつ入ってもいいよう手術室看護師が自宅で待機をすることです。
手術室看護師の人数が少ない医療施設はオンコールの回数が多くなります。
緊急手術が多い医療施設
医療施設によって緊急手術の頻度はかなり異なります。
例えば、ハイリスクの妊婦を受け入れている周産期医療センターなどは緊急の帝王切開が多くなります。また、患者の症状が重い救急車を頻繁に受け入れている医療施設も緊急手術が多くなります。
緊急手術の頻度が多い医療施設は、手術室看護師の休みの日のオンコール呼び出しによる出勤が多くなります。
祝祭日の手術
祝祭日に行う手術は必ずしも緊急手術とは限りません。
最近、祝祭日にも手術を行うクリニックが増えています。どのようなクリニックかというと、美容外科や不妊治療といった診療科になります。
クリニックに受診する患者の多くが普段、平日勤務をしているためです。
この様なクリニックは手術室看護師の休みは平日になります。
クリニックもオンコールはあるの?
クリニックでも手術室看護師にオンコールを導入しているところはあります。
病床を有するクリニック
最近では20病床に満たないというだけで術後の管理ができる病棟があるクリニックも増えてきました。このようなクリニックは手術室看護師が少ないのでオンコールが多くなります。
しかし、クリニックはリスクの高い手術はしないので、よほどのことがない限り緊急手術はありません。
この様な医療施設は、緊急手術は少ないのですが、手術室看護師のプライベートな予定を入れるのは難しいです。
産婦人科
医院やクリニックで行われる出産は、高齢出産や多胎児妊娠、妊娠中毒症などのリスクが少ない妊婦になります。
帝王切開を行っている医院やクリニックは手術室看護師が勤務しています。
医院やクリニックの帝王切開は、一度、帝王切開を受けている妊婦や逆子などです。
クリニックや医院は高度な医療技術が整っているわけではありません。そのため、帝王切開が可能なのは、前述したようにリスクの少ない妊婦のみになります。
逆子や反復帝王切開は、事前に手術日が決まっています。また、帝王切開を行っているクリニックや医院は、手術室看護師のオンコールを導入しています。
医院やクリニックは、手術室看護師が少ないのでオンコールの回数は多くなります。
前述しましたが、医院やクリニックで行われる出産は、リスクの少ない妊婦を対象としています。そのため、緊急手術の頻度は多くありません。
しかし、緊急に帝王切開が必要になる時があります。それは、胎児の心拍低下や胎盤剥離などです。
緊急に帝王切開が行われるときは母子共に一刻を争う緊迫した状況のことが多くあります。
帝王切開を行っている医院やクリニックは、オンコールの回数が多く、緊急手術は少ない、だけど緊急手術は一刻も争く緊迫した状況になります。
そのため、休みの日のオンコールは休んだ気がしないと言う手術室看護師もいます。
まとめ
手術室看護師の休みはいかがでしたでしょうか。手術室看護師の休みは、一般的に土日と祝祭日になっています。
手術室看護師の当直や休日業務を導入している医療施設は勤務形態がシフト制です。そのため、休みが平日になることもあります。
当直を導入している医療施設は、手術室看護師の休みの日に急な出勤はありません。なので、休みの日にプライベートな予定を立てることが出来ます。
オンコールとは、夜間や休日の緊急手術に備え手術室看護師が自宅待機をすることです。
手術室看護師の人数によってオンコールの回数は変わってきます。
手術室看護師の人数が少ない医療施設はオンコールの回数が多くなります。
オンコールの多い医療施設は、手術室看護師のプライベートな予定を入れられる休日が少なくなります。
最近では、休日に手術を行うクリニックが増えてきました。このようなクリニックで勤務する手術室看護師の休みは平日になります。
クリニックなどで行われる手術はリスクの少ないものがほとんどです。しかし、緊急手術が少ないといっても可能性が「ゼロ」ではありませんので、プライベートな予定を入れられる休日が少なくなります。
手術室看護師の方で休みをオンコールで過ごしたくないとか、平日の休みがほしいと考えて転職を考えているようでしたら一度、転職サイトに相談してみてください。
医療施設によってオンコールの回数や緊急手術の頻度、手術の曜日などは違います。
勤務してみたら「予想とは全然違った」ということはよくある話です。
転職サイトはあなたが希望する勤務形態を調べてくれます。まずは、相談をしてみてください。


執筆者情報
手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部
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