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手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師はすべての部位の解剖を熟知しているわけではありません

手術室看護師と解剖は、切っても切れない関係であることは多くの方がご存知と思います。

手術室看護師になりたいと思っていても解剖が苦手だからなれないと思っている方はいませんか?

また、手術室看護師の方の中で、手術室看護師になる前から解剖が得意だった方はいますか?

多くの手術室看護師が解剖について詳しくなるのは、手術室看護師になってからです。

手術室看護師が働く環境と解剖についてご紹介をします。

看護学生が学ぶ解剖は平面です

看護師になるには看護師養成所で学び国家試験に合格をしなければなりません。

病気で病む人をケアするということは、疾病と人体について知っていなければなりません。そのため、看護学生にとって解剖生理は必須項目になっています。

看護学生は教科書で解剖を学びます。看護師養成所によっては、医学部生が行う解剖実習に見学を希望する看護学生が同席できるところもありますが、そのようなところはごくわずかです。

手術室看護師に必要な解剖は立体です

看護学生が学ぶ解剖は平面だと前述しました。

それに対して手術室看護師に必要な解剖は立体です。

つまり、看護学生が学ぶ教科書では臓器の場所はわかりますが、臓器がどの深さにあるかは書いてありません。

手術室看護師に必要な解剖は、臓器の位置と深さなのです

この手術室看護師に必要な解剖の知識は、手術室看護師になって初めて培われていきます。

手術室看護師に必要な解剖の知識とは

手術室看護師に必要な解剖の知識は、立体であると前述しました。

なぜ、手術室看護師に必要な解剖の知識が立体であるかというと、手術に使用する器械を瞬時に選択するためです

手術で使われる器械は、部位や深さによって選択されます。

器械を選択する

手術室看護師がどのように手術で使用する器械を選択しているのか、消化器外科の症例でご説明します。

例えば、セッシです。皮膚の切開などでは、短い有鉤セッシを用います。皮膚はとても固いのでしっかりつまめるように鉤がついているセッシを用います。有鉤セッシは粘膜を損傷させますので、皮膚切開や閉創時のみに用います。浅い部分の手技では、短い無鉤セッシを使用する診療科医師もいます。少し、深くなると長セッシを使用します。術式や患者の体格などによって更に深い場所での手技がある時は、長々セッシを使用することになります。

そして、どこを操作しているかによってセッシの種類が変わります。例えば、血管を扱っているときには血管セッシを使用します。勿論、血管セッシも1種類ではありません。長さや先の細さ等が違っています。

解剖を立体で理解することにより、手術室看護師は手術に必要な器械を選択することができます

手術室看護師は、解剖のすべてを熟知しているの?

手術室看護師は、人体の隅々までの解剖を熟知していると思われがちです。しかし、そうではありません。

手術室看護師の方で頭部から足先までの解剖を熟知しているという方はいますか?

いたら素晴らしいです。

多くの手術室看護師の方は、勤務する医療施設で行われる術式に関する部位の解剖を熟知していると答えると思います。

医療施設によって手術室看護師が熟知している解剖は違います

医療施設によって取り扱われる手術の診療科は異なります。

一般的に消化器外科や婦人科などの手術は多くの医療施設で行われています。しかし、脳外科や眼科、整形外科など特殊な工具や器械を必要とする手術は、限られた医療施設になります。

例えば、消化器手術は行っているが婦人科手術は行っていない医療施設があったとします。消化器外科の手術を行っている手術室看護師は消化器に関連する解剖は熟知しています。しかし、婦人科手術を経験したことのない手術室看護師が子宮を支えている円靭帯や基靭帯、動脈の走行について理解しているとは限りません。

手術室看護師は、勤務する医療施設の術式を通じて解剖を理解していきます

手術室看護師が解剖を熟知する部位の数は、医療施設の規模によっても違います。

医療施設によって手術室看護師が熟知している解剖は違うことを前述しました。

一般的に病床数や診療科数が少ない医療施設は、行われる術式に限りがあります。そのため、手術室看護師が熟知する解剖の部位は、少ない傾向にあります

逆に、病床数や診療科が多い医療施設は、行われる術式の種類が多くなります術式が多くなることで、手術室看護師は多くの部位の解剖を熟知しなければなりません

まとめ

手術室看護師と解剖についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

看護学生は解剖を平面で覚えます。手術室看護師に必要な解剖は立体です。解剖を立体で理解することは、手術室看護師になってから培われます。

勤務する医療施設によって手術室看護師が熟知している解剖の部位は、異なります。

手術室看護師の方で転職を考えているようでしたら一度、転職サイトに相談をしてみてください。

医療施設によって行われている手術の内容は違います。手術室看護師の方がこれまでに培った解剖の知識を活かす職場であるかは外からではわかりません。また、解剖の知識を広げたいと思いこれまで経験のない診療科の手術の介助を行いたいと思っていても、外からではわかりません。転職サイトは、あなたが何を求めているのか理解し調べてくれます。ぜひ、相談をしてみてください。

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執筆者情報

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