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手術室看護師の給料はどこも同じ?
どの職種の人にとっても給料は、気になることです。
病棟看護師の給料は、看護師の募集要項などで公になっていますが、手術室看護師の給料はよくわからないのが現状です。
今回、手術室看護師の給料についてご紹介します。
目次 [目次を隠す]
看護師が一生涯で得られる総支給額。
外資系やシステムエンジニアなど職業の中には、転職をすると一気に年収が上がる業種もあります。しかし、看護師は転職をすることで年収を今の倍以上に増やすことはできません。
看護師でも企業を立ち上げ成功すれば年収も一気に上がりますが、必ずしも成功するとは限りません。
ここでいう企業とは訪問看護ステーションなどのような企業ではありません。看護師が行う医療技術の提供に関した企業ではありません。
例えば、小児科看護師が立ち上げた服飾店や保育所、特養勤務の看護師が立ち上げた介護用品の開発やコールサービス、英語が堪能な看護師が立ち上げた海外医療とのコーディネーター会社などです。前述しましたが、このような企業を立ち上げても必ずしも成功するとは限りません。
医療施設に勤務する看護師が一生涯の総支給額を上げる方法は、同じ医療施設に勤務し続けることと言われています。ここで言われている「看護師の一生涯の総支給額」は、正規職員で勤務をしていることを前提としています。また、「看護師の一生涯の総支給額」には退職金も含まれています。
医療施設によって違う手術看護師の年収
医療施設によって看護師の月額の手取り額は違います。月額の手取り額の違いは、看護師の年収にも影響をしてきます。
看護師の月額の手取り額は、病床数が多い病院ほど高く、都心に近いほど高い傾向にあります。この月額の手取り額の違いの傾向は、手術室看護師でも同じです。
手術看護師の昇給
看護師の初任給は、同年代の他の職種の初任給に比べ高いです。しかし、看護師の昇給は、同じ年代の他の職種に比べ低いです。この看護師の昇給の傾向は、手術室看護師の昇給でも同じです。昇給は後々の看護師の年収にも影響してきます。
給料の詳細が明確な病棟看護師と給料の詳細が不透明な手術室看護師
一般的に看護師の募集要項には、給料についての記載がなされています。記載されている内容は、大よその月額の手取り額(基本給や固定給とされているところもあります)と夜勤手当、夜勤回数、残業手当、大よその残業時間などが提示されています。
この給料の詳細は、病棟看護師のものであることはご存知ですか?
手術室看護師の給料は、募集要項に記載していない医療施設が多くあります。
手術室看護師の給料の詳細はなぜ不透明なのか
手術室看護師の給料の詳細はなぜ不透明なのでしょうか。
理由は、募集人数が病棟看護師より少ないためです。
医療施設の規模によって、手術室看護師の募集人数に違いがあります。時に、規模の小さな医療施設では、手術室看護師の募集人数が0人もしくは1人ということがあります。
この様な医療施設の募集要項の多くは、手術室看護師の給料について問い合わせるよう記載していることもあります。
医療施設によって異なる手術室看護師の諸手当
医療施設によって支給される手術室看護師の諸手当は違います。
手術室看護師の諸手当は、当直手当、オンコール手当、危険手当、手術室手当、残業手当といた内容になります。
手術室看護師の当直手当とオンコール手当
医療施設によって手術室看護師が当直を行っていれば「当直手当」、夜間をオンコールで対応していれば「オンコール手当」が支給されています。
当直やオンコールの回数は、手術室看護師の人数が少なければ多く、手術室看護師が多ければ少なくなります。
医療施設によっては看護師の募集要項に当直手当やオンコール手当の支給額を提示しているところもあります。当直手当やオンコール手当の支給額を提示している医療施設は、当直やオンコールの回数を記載していることもありますが、多くの医療施設は開示していません。
手術室看護師の危険手当と手術室手当
手術室は、他の部署より感染症のリスクが高い部門です。そのため、手術室看護師には、「危険手当」もしくは「手術室手当」が支給されることがあります。しかし、この手当は、どの医療施設でも必ず支給されるものではありません。
危険手当や手術室手当についても看護師の募集要項に記載している医療施設もありますが、多くは提示していません。危険手当や手術室手当については、医療施設に問い合わせなければわかりません。
手術室看護師の残業手当
手術室看護師の残業手当は、病棟看護師の残業手当と同一になっているため、募集要項等に記載されていることがあります。
病棟看護師の平均的な残業時間を記載している医療機関はありますが、手術室看護師の平均的な残業時間を記載している医療機関は極めて少ないです。
手術室看護師の年収や一生涯の総支給額について
手術室看護師の年収に大きく影響しているのはボーナスです。そして、手術室看護師の一生涯の総支給額に影響してくるのが退職金です。
退職金の計算方法
退職金の計算方法は医療施設によって異なります。
代表的な方法は、「給料と勤続年数から算出する方法」と「勤続年数により一定の金額が支給される方法」、「これらを組み合わせて退職金額を計算する方法」になります。
医療施設の退職金の計算方法は、募集要項などの公の場には開示されていません。
手術室看護師のボーナス
ボーナスは、手術室看護師の基本給に賞与月をかけたものです。手術室看護師の基本給の額は、ボーナスの支給額に大きく影響します。
前述しましたが、手術室看護師の主な手取り額(基本給や固定給)は、医療施設によってさほど大きな違いはありません。
しかし、主な手取り額には、「あなたの年齢給」と「医療施設での勤続年数」、「看護師の資格」、「看護師の経験年数」などが含まれています。
医療施設によっては、基本給を「あなたの年齢給」と「医療施設での勤続年数」、「看護師の資格」、「看護師の経験年数」で計算しているところもあれば、「あなたの年齢給」と「医療施設での勤続年数」を基本給としているところもあります。
医療施設によっては、基本給を明確にしているところもあります。しかし、多くの医療施設は、手術室看護師の基本給を明確にしていません。そのような医療施設は、手術室看護師の月額の予定手取り額になっていることが多くあります。
手術室看護師の昇給
手術室看護師の昇給は、年々加算されます。昇給が加算されることにより、手術室看護師の月額の手取り額も上がります。月額の手取り額が上がることで年収も上がります。しかし、前述しましたが昇給は、他の職種に比べ低く設定されています。そのため、看護師の年収は、右肩上がりにぐんぐんと増えていくことはなく、なだらかな年収増になります。
看護師の昇給を公にしているところもありますが、公にしていない医療施設がほとんどです。
まとめ
手術室看護師の給料はどこも同じ?はいかがでしたでしょうか。
病棟看護師の給料は詳細が明確になっていますが、手術室看護師の給料の詳細は不透明なことが多いです。
手術室看護師の諸手当は、当直手当、オンコール手当、危険手当、手術室手当、残業手当といた内容になります。当直手当、オンコール手当の料金を公にしている医療施設は、当直やオンコールの回数も明確にしていることがあります。しかし、殆どの医療施設は、公にしていません。
危険手当や手術室手当についても、公表している医療施設はごくわずかです。残業手当の料金を開示しているところは多くありますが、手術室看護師の平均的な残業時間を公表している医療施設は、ほとんどありません。
退職金の計算方法は医療施設によって異なります。ボーナスは、手術室看護師の基本給に賞与月をかけたものです。「あなたの看護師の資格や経験年数」を基本給に位置づけているかは医療施設によって異なります。
昇給は、同年代で他の職種に比べて低く設定されています。そのため、看護師の年収は、右肩上がりにぐんぐんと増えていくことはなく、なだらかな年収増になります。看護師の昇給を公にしている医療施設は少ないです。
手術室看護師の方で、収入を増やしたいと思って転職を考えているようでしたら一度、転職サイトに相談してみてください。
医療施設の中には、月額の予想手取り額が多くてもボーナスが少なく、年収が減ってうことがあります。また、逆に、月額の予想手取り額が少なくても基本給が高い医療施設は、年収が上がることがあります。
手術室看護師の給料は募集要項を見ただけではわかりません。ぜひ、一度、転職サイトにご相談ください。あなたが勤務を希望する医療施設の手術室看護師の給料を調べてくれます。


執筆者情報
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