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手術室看護師がよく体験するインシデント

手術室看護師の方で日頃の業務の中で「ヒヤッ」としたことありませんか?その「ヒヤッ」とした時、どのように処理をしましたか?

手術室看護師が体験するインシデントをご紹介します。

手術室看護師が経験するインシデント

インシデントをご存知ですか?

インシデントとは、事故が起しえる事態の一歩手前を言います。

手術室看護のインシデントは、突発的に発生した出来事に対して迅速に対応をしなければ医療事故につながる事例が多くあります。例えば、ガーゼカウントや針カウントが合わない、患者の移動、申し送りの内容など様々です。

ガーゼカウントが合わない。

順調に手術が進行し、あとは閉創という段階で直接介助と外回りの手術室看護師でガーゼカウントをします。体内にガーゼを残すことはできません。直接介助と外回りの手術室看護師は何度もガーゼカウントを行い体内にないことを確認します。しかし、時に、カウントが合わないことがあります。

手術室看護師のあなたは、どうしますか?

ガーゼカウントが合わないまま手術が終了したとします。その結果、体内にガーゼが残っていたら、これは、インシデントでなく医療事故です。

医療事故を起こすわけにはいきません。

手術室看護師のあなたは、どうすればよかったのでしょうか。

多くの手術室看護師の方は「ガーゼを探す」と答えると思います。勿論、その通りです。

カウントの合わないガーゼの多くは、手術室看護師の視野からは見えない場所にあります。例えば、使用したガーゼを専用のバケツではなく、他の医療ゴミと一緒にしてしまうことや、医師がガーゼを圧迫止血用に骨盤内や臓器の裏といった見えにくい場所に置いたときなどです。

あなたが、直接介助を担当していて、ガーゼカウントが合わなかったとします。あなたは、外回りの手術室看護師にガーゼ専用のバケツでなく、ほかの医療ゴミと一緒に捨ててしまったことを伝えやすいですか?

あなたが直接介助を担当している時、あなたが術野の見えない個所にガーゼがあると思うことを医師に伝え、一緒に探してほしいと言えますか?

「ガーゼカウントが合わないから一緒に探してほしい」と言える職場環境は素晴らしいです。このことは、ガーゼだけでなく、針カウントでも同じことが言えます。

小さな機械を落とした

眼科や脳外科の手術の器械はとても繊細です。この破損しやすい小さな器械はとても繊細にできています。

手術室看護師の方で、繊細な器械を誤って落としてしまったことがある方はいませんか?繊細な器械を落としてしまった後、どうしましたか?

手術室看護師の方で、「肉眼で破損してないから大丈夫」と思って片付けたという方はいませんか?

時に手術室看護師のその行為は、医療事故につながります。

医師が、手術の時、器械を手にし「曲がってる」「ひびがある」と気が付くことがあります。この、「曲がってる」「ひびがある」といった壊れた器械で眼科の手術をしたらどうなるのでしょうか。眼科だけではありません。脳外科の手術で、壊れた器械を使用することで正常な脳を傷つけたり、血管を損傷したらどうなるのでしょか。

繊細な器械を落としてしまった手術室看護師は、器械を使用する診療科の医師に「破損がないか確認してほしい」と依頼できますか?また、破損をしていたら、すぐに、修理の依頼をできますか(破損した器械を修理に出すのに時間がかかる)?

「破損がないか確認してほしい」や「機械の修理依頼がスムーズに行える」といった職場環境は、素晴らしいです

申し送りの忘れ

手術もスムーズに終わり、患者がICUやCCU、病棟へ移動するときに行われるのが申し送りです。申し送りは、患者の入室から退出までになります。

申し送りの内容は、一般的に、麻酔薬や挿管時間、手術開始時間、標本摘出時間、術中のバイタルの変動、出血量、ドレーン類の位置、覚醒状態などです。申し送り内容は、診療科によって追加されます。例えば、脳外科では、開頭時間や硬膜切開時間、整形外科では体位変換やセメント使用の有無、泌尿器科では、潅流液の使用量などです。

手術室看護師の方で、申し送りをし忘れたことはありませんか?申し忘れの件でICUやCCU、病棟の看護師に連絡をしたら怒られた方いませんか?「○○看護師は、怖いから申し送りが嫌だな」と思うことはありませんか?

手術室看護師の方で「○○看護師は、怖いから申し送りが嫌だな」と思って、申し送りの忘れを伝えないことはありませんか?

時に手術室看護師のその行為は、医療事故につながります。

例えば、硬膜外麻酔を使用すると血圧が下がる患者がいます。術後はバイタルの変動が大きいため、一時、硬膜外麻酔をOFFにすることがあります。この時、硬膜外麻酔の再開時間については、申し送りの看護師と確認をしなければなりません。また、脳外科や心臓外科の患者の中には、セデーションが施されていたりヘパリンが持続投与されていることがあります。この様な時も、持続点滴の内容や容量、開栓の確認を行わなければなりません。

医療施設によっては、申し送りの必要事項が抜けないよう「申し送りのマニュアル」や「申し送りチェックリスト」を活用しているところもあります

術後の申し送りマニュアルが充実している医療施設は、素晴らしいです。「○○看護師は、怖いから申し送りが嫌だな」と思うことがあっても、マニュアルを用いて確認しながら行う申し送りは、必要な申し送り事項が抜けにくいです。

インシデントの報告

手術室看護師のインシデントの報告は、医療施設のマニュアルに準じて行います。一般的には、患者の安全を確認後、手術室の責任者にインシデントがあったことを報告します。

インシデントの報告書の作成は、インシデント報告のマニュアルによって異なります。例えば、インシデントすべてに報告書を義務付ける施設もあります。また、手術室の責任者の判断で報告書があったりなかったりします。

手術室看護師間での情報の共有

あなたが勤務をしている医療施設では、インシデントが起きたとき、カンファレンスの場などを用いて発表をする場はありますか?

あなたは、インシデントを報告したとき、「嫌だな」と思う事はありませんか?

「嫌だな」と思うのは誰でも同じです。何故なら、自分を否定されているように感じるからです。

あなたが勤務をする手術室は、あなたがインシデントを報告したとき、あなたを否定するような事を言いますか?例えば、「全面的にあなたが悪い」「~すべきだった」といった内容です。

インシデントの報告は、あなたを否定する場ではありません。

インシデントの報告の場は、各々の手術室看護師が、「もし、自分が同じ立場だったらどのようにしたか」を再確認する場なのです。

インシデントの報告を踏まえて、マニュアルを更新するなど何か改善策を取る職場は素晴らしいです。また、インシデントの報告を「嫌だな」と思わせない職場は、とても素晴らしいです

まとめ

手術室看護師がよく体験するインシデントをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

インシデントとは、事故が起しえる事態の一歩手前を言います。手術室看護のインシデントは、突発的に発生した出来事に対して迅速に対応をしなければ医療事故につながる事例が多くあります。

手術室看護師が体験するインシデントは様々です。

ガーゼや針のカウントが合わないときの多くは、手術室看護師の視野から見えない場所にあります。ガーゼや針を一緒に探してほしいと言える職場は素晴らしいです。

小さな機械を落としてしまった時、器械を使用する診療科の医師に「破損がないか確認してほしい」と依頼できたり、「機械の修理依頼がスムーズに行える」といった職場環境は素晴らしいです

申し送り事項を病棟やICU 、CCUの看護師に伝え忘れることがあります。この申し送り忘れを防ぐために「申し送りのマニュアル」や「申し送りチェックリスト」を活用しているところもあります。

インシデントが発生した時、患者の安全を確認した後責任者に報告します。手術室看護師が体験したインシデントは、カンファレンスなどで報告することがあります。誰でもインシデントの報告は、「嫌な気持ち」になります。しかし、インシデントの報告を「嫌だな」と思わせない職場は、とても素晴らしいです。

手術室看護師の方で、インシデントの経験から転職したいと思っている方は、一度、転職サイトに相談してみてください。

インシデントを医療事故に発展させないためには、職場環境が大きく影響してきます。

転職サイトは、あなたがこれまでのインシデントの経験から、医療事故に発展させない職場環境を求めている事を理解し調べてくれます。一度、相談をしてみてください。

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株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

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