当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師は手洗いで手が荒れやすい

手洗いの頻度は、手荒れの原因にもなります。

一般的に看護は、ケアや処置の介助などによって患者との接触の頻度が高い職種になります。そのため、感染のリスクの観点から手洗いの頻度が必然と多くなります。

手洗いによる手荒れは、手術室看護師も同じです。

しかし、病棟や外来などの看護師の手洗いと手術室看護師の手洗いは、ちょっと違います。

手術室看護師の手洗いによる手荒れについてご紹介します。

病棟や外来看護師の手洗いと手術室看護師の手洗いの違い

病棟や外来看護師の手洗いは、何か処置の介助やケアを行う前や実施後に行います。

病棟や外来看護師が手洗いに用いるのは、量販店やスーパーなどで購入することが出来る固形石鹸やハンドソープと水道水が一般的です。手の汚れ方次第で爪ブラシを使用する方もいるかと思います。手洗い後はペーパータオルで水分をふきとります。

手術室看護師も同じように何か行為をする前後には手を洗います。しかし、病棟や外来看護師の手洗いとは違い手術室看護師の手洗い方法には、大きく分けて2通りあります

一つは、病棟や外来看護師の手洗いと同じように、量販店やスーパーなどで購入することが出来る固形石鹸やハンドソープと水道水を用いた方法。もう一つは、直接介助の時の手洗いです。直接介助の時の手洗いは、イソジンやヒビスクラブなど消毒の成分が含まれているものを使用します。また、洗浄には滅菌水を使用している医療施設と水道水を使用しているところがあります。

直接介助の手洗い後は、滅菌されたペーパータオルを用います。直接介助以外では、未滅菌のペーパータオルを使用することがしばしあります。

手洗いで用いる洗剤

一般的な手洗いで用いられる石鹸やハンドソープと手術室看護師が直接介助の時に用いる洗剤は、使用目的が異なります

一般的な手洗いでは、汚れを落とすことを目的にしているのに対し、直接介助の手洗いで用いる洗剤は、汚れを落とすと同時に皮膚の消毒を目的としています。

手術室で用いられているイソジンやヒビスクラブなどは、時に皮膚のアレルギー反応を示すことがあります。そのため、医療施設によっては、いくつか違う種類を手洗い台に設置しているところもあります。

しかし、違う種類の洗剤を設置するためには手洗い台が最低2つは必要になります。そのため、手洗い台が1つしかないような医療施設では1種類の洗剤しかない場合があります。

また、洗剤を保有する種類が少ない医療施設の特徴は、手洗い台が少ないだけではありません。現在、使用している洗剤で職員に皮膚のトラブルが起きていない時も、1種類の洗剤しか置いていないことがあります。

1種類の洗剤しか置いていない医療施設で医師や手術室看護師の肌にアレルギー反応が出てしまった時、違う洗剤を購入するまでの対応は医療施設によって異なります。手荒れが落ち着くまで、直接介助の業務を担当しない医療施設もありますしかし、医療施設によっては、手荒れを我慢して直接介助を行う手術室看護師の方もいます

手洗い方法

一般的な手洗いは、汚れを落とすことが目的です。

そのため、肉眼で汚れが落ちていれば手洗いを終了する方も多いと思います。

しかし、直接介助をする手術室看護師は、違います。

一昔前までの手洗いは、手洗い専用のブラシで手や腕を磨くように洗っていました。しかし、最近はこのブラッシング法からもみ洗いへと変更になりました。

多くの医療施設は、手洗い方法をマニュアルに記しています。マニュアルには、もみ洗いの時間は何秒もしくは何分、洗浄は何秒もしくは何分、上腕肘何㎝まで洗うなどと細かく記載されています。

手術室看護師の方で直接介助の時の手洗いを経験されている方はご存知と思いますが、この手洗い時間を「長い」と感じる方も多いかと思います。

時間をかけて念入りに手洗いをすることで手の皮脂が奪われやすくなります。そのため、手荒れを生じやすくなります。

また、手を洗う洗浄水にも原因があります。洗浄水に水道水を用いている医療施設は、水温が常温なところが多いです。滅菌水を用いている医療施設は常温よりやや高めの温水であるところが多く見られます。

水温が高いと手の皮脂は落ちやすくなります。水温もまた手荒れの原因になります。

手術室看護師の手洗いによる手荒れの原因

一般的な手洗いと手術室看護師が直接介助を行う時の手洗いの違いについて前述しました。

手術室看護師の手洗いによる手荒れの原因は、前述した洗剤や時間、水温だけではありません。

手洗い後の行動も手荒れの原因になります。

手洗い後のケア

どの職種においても、手洗い後に手が荒れていると感じるとハンドクリームを塗付する方は多いと思います。

手術室看護師も同じです。普段は手洗い後にハンドクリームを使用する方も多いと思います。

しかし、直接介助の手洗い後はそうはいきません。

直接介助は手洗い後、滅菌のペーパータオルを用いて水分を拭き取ります。その後、術衣を着用し滅菌グローブを履きます。

滅菌のペーパータオルで手や指間の水分を十分に取り除けていれば問題がないのですが、実際は、不十分であることが多々あります。

グローブを履くと手は蒸れやすいことをご存知だと思います。手が渇ききらないままでグローブを履くと更に蒸れやすくなります。長時間、手が蒸れることにより手荒れが悪化することがあります

手術室看護師が実際に行っている手荒れの対策

手術室看護師が普段の手洗いの後にハンドクリームなどのケアを行っていることを前述しました。

直接介助を担当する手術室看護師は手洗い後、すぐにハンドクリームをつけることはできません。直接介助を担当した手術室看護師がハンドクリーム等で手のケアを行うのは手術が終わった後になります。

では、直接介助を行っている手術室看護師は、術中に手荒れの対策をしていないのでしょうか。

いいえ。直接介助を担当する手術室看護師の方の中には、手荒れの対策を行っている方もいます

直接介助を担当する手術室看護師が実際に行っている手荒れ対策

手洗いによる手荒れの予防では、第一にハンドクリームを思い出す方も多いかと思います。

確かに、ハンドクリームは有効なのですが、直接介助を担当する手術室看護師は手洗い後すぐに使用することが出来ません。

そこで、手洗い後のグローブの着用による手荒れの予防のために工夫をしている手術室看護師の方もいます。

予防の方法は、術中にグローブを交換する、グローブを履く前に滅菌済みの薄い手袋を着用するなどグローブ内の蒸れを抑える工夫をしています

この様にグローブ内の蒸れを抑えることで、手洗いによる手荒れを悪化させないようにしている方もいます。

まとめ

手術室看護師の手洗いによる手荒れについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

手洗いにより手が荒れるのはどの職種においても同じです。どの職種においても手洗いによる手荒れはハンドクリームなどでケアを行います。

手術室看護師の手洗いは、大きく分けて2通りあります。一般的な手洗い方法と、直接介助での手洗いです。

直接介助での手洗いは、皮脂が落ちやすく手荒れを生じやすいです。

手術室看護師の方の中には、直接介助の業務中にグローブ内が蒸れないよう対策をしている方もいます。

手術室看護師の方で手洗いによる手荒れで転職を考えているようでしたら一度、転職サイトに相談をしてみてください。

医療施設によって手術室看護師の手洗いによる手荒れの対応は違います。是非、相談をしてみてください。

手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


転職サイトランキングを見る