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手術室看護師の求人に強い転職サイトは、どこですか? 手術室看護師に関する記事一覧

手術室看護師のオンコールと当直があるのはなぜ?

病棟看護師は月に何度か夜間の勤務(夜勤)があります。病棟には様々な容態の患者がいます。例えば、呼吸器で呼吸の管理をしている患者や自力では体位交換ができない患者、認知症の患者などです。夜間は睡眠をとっている患者が多いと言っても、業務がない夜はありません。

手術室看護師の夜間業務はどのようになっているのでしょうか。医療施設によって夜間の体制は異なりますが、当直かオンコール、もしくは当直とオンコールの両方を導入していることが多いと思います。

手術室看護師の当直とオンコールは何が違うの?

手術室看護師の勤務時間帯は、日勤もしくは遅番と言われる時間帯が主です。その他の時間帯に行われる時間外の手術が緊急手術の対象になります。

時間外の手術に対応する看護師が当直もしくはオンコールの手術室看護師になります。

手術室看護師の当直は、大体、2~3名になります。手術室看護師のオンコールは、大体1~2名になります。また、当直1名とオンコール1名の体制を導入している医療施設もあります。

手術室看護師の当直もしくはオンコールのどちらを導入するかは、医療施設の時間外手術の緊急性の頻度に関係していることが多いです。

また、手術の緊急性だけでなく夜間の看護師の人員確保に関係していることもあります。

手術室看護師のオンコールとは?

手術室看護師の主な勤務時間は日勤と遅番と言われる時間帯になります。オンコールとは、一日の手術が終了しすべての看護師が帰宅した後に、帝王切開や消化器関連の穿孔といった緊急手術に手術室看護師が対応できるように自宅で待機することです。

オンコールを導入している医療施設によって手術室看護師に求める内容は異なります。

どのような内容かというと、緊急手術の連絡が来てから30分以内で医療施設に到着すること、一通りの手術を経験した手術室看護師であること等です。

手術室看護師の当直とは?

当直とは、手術室看護師が医療施設に泊まることです。

前述しましたが、病棟では忙しさに差はありますが、夜間の業務が確実にあります。

しかし、手術室は日中の手術が予定より長引いたり緊急手術がない限り、夜間の手術室業務はほとんどありません。

そのため、当直を導入している医療施設では手術室看護師の夜間業務を救急外来など他部門へ配置しているところもあります。

手術室看護師の当直とオンコールを導入している施設は何が違うの?

手術室看護師の当直を導入している施設は3次救急を取り扱っている施設が多いです。もちろん2次救急でも行っているところは多いです。

当直とオンコールの導入の違いは、緊急性の高い手術の頻度で異なることが多いです。

オンコールでは緊急手術が決まってから入室まで、早くても30分から1時間かかります。

緊急性の高い手術とは、この入室までの時間が待てない症例ということです。

しかし、手術室看護師の当直を導入している施設は必ずしも緊急性の高い手術を頻繁に実施しているとは限りません

当直とオンコールを同時に導入している施設

医療施設によっては、手術室看護師の当直とオンコールを同時に導入しているところもあります。

このような医療施設の当直は救急外来の夜勤を担当していることが多いです。では、この医療施設も緊急性の高い手術が多いのかというと、そうではありません。

救急外来の夜間体制を外来看護師のシフトで賄っているところも数多くあります。手術室看護師の勤務時間帯は、外来看護師とほぼ同じです。そのため、外来看護師とともに夜間のシフトに入る医療施設もあります。

手術室看護師が夜間の救急外来を担う医療施設は、同時にオンコールも導入しているところもあります

手術室看護師の手当

手術室看護師の当直とオンコールの手当についてです。

手術室看護師の当直は、医療施設によって異なりますが病棟の夜勤業務と同等の手当を支払っている施設もあります。

といっても、手術室でただ、ぼーっと過ごしているわけではありません。例えば、翌日の朝一の手術の準備を行うことや救急外来での勤務、病棟業務のヘルプなど医療施設によって勤務内容は様々です。

手術室看護師の当直手当が病棟看護師と同じ程度であるときは、病棟看護師と同じ程度の業務量を求められることがしばしあります

手術室看護師のオンコールは簡単に話すと出来高払いです。確かに、オンコール手当てはありますが、設定料金はとても低いことが多いです。オンコールで緊急手術が入ると、勤務した時間を時間外手当てで支払われます。

なので、緊急手術のない日はオンコール手当のみとなります。

オンコールの問題点

手術室看護師の夜間についての課題は様々です。一つは、オンコールの翌日を勤務にするのか休みにするのかです。

翌日を休みにしているとします。もし、0時を過ぎた時間で緊急手術が入ったら、その日は休暇なのか勤務なのかわかりません。

また、翌日、勤務であってもおなじです。緊急手術の後から連続勤務になったり、数時間しか休めず出勤などもよくある話です。

手術室看護師にゆとりがある医療施設では、緊急手術の時間帯や主要時間を考慮して翌日の勤務を緩和するところもあります。

しかし、これは人員にゆとりがある事が前提ですので、かならずしも出来るとはかぎりません。

その他にも問題点はあります。

オンコール看護師の人数

夜間の緊急手術となった時、オンコールの手術室看護師が1名の体制を導入している医療施設では、救急外来の看護師や病棟看護師など他部門の看護師とペアになり手術を行うことがあります。

そのような時は、大体、手術室看護師が直接介助に入りますが、外回り看護師は不慣れな他部門の看護師が入ることになります。

手術室看護師は直接介助を行いがら、不慣れな外回り看護師に指示を出さなければなりません

オンコールの手術室看護師が入室の準備から退室の申し送り、器械の洗浄、部屋の掃除など全てを行わなければなりません。

オンコールが1名なのか2名なのかによって任される業務量は異なります。

まとめ

手術室看護師のオンコールはいかがでしたでしょうか。オンコールをご紹介するために、当直と比較しながら話をしてきました。

手術室看護師の業務は手術の有無でかなり違います。特に夜間はその状況がはっきりしています。

そのため、勤務をする医療施設の緊急手術の中でも、翌日まで待つことができない手術の頻度によって体制は変わります

また、手術室看護師のオンコールの問題点についても、まだまだ改善されていないことが多くあります。

オンコールで緊急手術が入ったら翌日の業務を緩和されるかは、医療施設の人員によって違います

緊急手術の術式によっては、手術の経験が乏しい他部門の看護師が外回りにつくこともあります

オンコールを導入している施設の夜間の状況は医療施設によって様々です。外から眺めているだけでは、夜間の状況はわかりません。

もし、オンコールを導入している施設への転職を考えているようでしたら、転職サイトに相談をしてみてください。

夜間のオンコールの状況を一緒に調べてくれます。そのうえで、自分がその医療施設のオンコールに対応できるか検討してもよいと思います。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室看護師の求人と転職について、もっと詳しく!! 編集部

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